プログラミングはなぜ必要?多くの人がプログラミングを学び始める理由とは?

IT人材の不足から「プログラミングを学びましょう。」という声もニュースから聞こえてくることも多くなってきました。

でも、「そもそもなぜプログラミングを学ぶのか?」ということを理解しておかないと、「何となく勉強している」状態になってしまい、勉強したことが生活に役立っている実感を持つことはできません。

プログラミングを学ぶと日常生活にどのように役立てることができるのかをテーマに、プログラミングの活用についてお話していきたいとお思います。

日常生活の中のプログラム

私たちが生活をする中で、プログラムが活躍している場所を意識することはあまりありませんが、そのいくつかを挙げてみるだけでも、身近にたくさんのプログラムが動いていることがわかります。

  • 冷蔵庫の温度管理
  • お風呂の湯量管理
  • キッチンタイマー
  • エアコンの温度管理
  • スマート・フィーチャーフォン
  • 各種リモコン
  • テレビ

上記以外にも数多くのプログラムが身近に働いてくれていますが、自分たちが直接プログラムに触れることはありません。

しかし、「こんな機能があったら便利だな~」と思うことがあれば、プログラミングができたら自分に合った機能を実現できるかもしれません。

無くても生活に困らないかもしれないけれど、あるともっと便利な生活にできるかもしれないのがプログラミング。

と考えることもできます。

プログラミングは技術要素なので、「技術を活かしてどういう風に生活に取り入れるのか?」は、自分で見つけていく必要があります。

プログラミング学習者が増えている理由とは?

インターネットが普及する以前は、プログラムを書くこと自体に専門性が強く感じられ、プログラマという職人の「高度な道具」としてプログラミングが存在していました。

現在までに一般家庭にPCが普及し始めた原因の1つとして、インターネットの利便性があります。

わからないことを調べるためには、辞書を引くよりインターネットの方が情報も豊富ですぐに検索できて便利ですし、図書館へ行く手間も省くことができます

友人に連絡するにも、電話をするより電子メールの方が気軽に送れますし、電話と比べて通話(通信)料も低く抑えることができます。

このような便利な生活スタイルを知ってしまうと、PC・スマートフォンが一般家庭に普及するまでの時間はそう長くはありませんでした。

プログラミング学習者が増える理由(その1)

現在、多くの人が手軽に使えるコンピュータはやはり、スマート・フィーチャーフォンなどのモバイルデバイスです。

身近に使えるコンピュータの中に「こういう機能が欲しい」という欲求は尽きることがありません。

そこで、「使いたい機能がないなら自分で作ってしまおう」と思う人たちがプログラミングを学びアプリケーション作りを始める。

というのが、プログラミング学習者が増えた1つ目の理由です。

書店では、「中学生から学ぶスマートフォンアプリ開発」などのように若年者をターゲットとしたアプリ開発本なども増えており、低年齢層にもアプリを開発できる環境が整ってきていることも一因となっています。

子供向けのプログラミング教室も増えてきていることもあり、小学生からプログラミングを学ぶ子供たちも増えてきています。

プログラミング学習者が増える理由(その2)

「インターネットビジネス」が企業の中核事業となるほど市場成長したことから、個人でもインターネットビジネスに参加する人たちが増え、ECサイト・オークションサイトなど、さまざまなWEBサービスを開発するためにプログラミング学習者が増え続けています。

特にWEBアプリケーションが開発を行うことができる、

  • PHP
  • Ruby
  • Python
  • Java

などの言語を学ぶ人たちが増えてきています。

下記に、人気プログラミング言語のランキングが発表されています。

民間のプログラミングスクールでもWEBアプリケーション開発を学ぶコースが開講されているので、WEBアプリケーション開発を学ぶ環境に困ることは少ないでしょう。

インターネット上にも数多くの情報があるため、独学である程度学んでいくこともできます。

プログラミング学習者が増える理由(その3)

3つ目の理由は、ITエンジニア需要の増大により就職・転職が行いやすいことと、IT産業は今後も伸長していく分野であるため、将来の安定性を考え、ITエンジニア職種への就職希望者が増えていることです。

WEBアプリケーション開発エンジニア・スマートフォンアプリ開発エンジニアを目指すためにプログラミング技術を学習する人たちが増えてきています。

専門知識を身に付け、フリーランスとして独立することも可能ですし、自分の開発スキルの成長を考えて、就業先企業を変えるなど、比較的自由な働き方を実現できるのも魅力ではないでしょうか。

特に高度IT人材は不足が著しく、将来のIT国家戦略の大きな課題となっていることもあり、さまざまな企業でもIT分野の就業が支援の取り組みがされています。

特に、ネットワーク・セキュリティ分野の専門家の不足が懸念されていますので、プログラムを作成する上で必須のセキュリティ技術について学んでいくことも大切です。

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