スマートフォンもWEBもデスクトップも!「Java」言語で実現するキャリア&スキルアップ方法とは?
IT転職やエンジニア転職を考えるようになると、「自分のできることの棚おろし」をしながら、「思ったより自分のできることって少ない・・・」といった思いが巡ってしまう人もいるのではないでしょうか。
結局何をどう学んで自分のキャリアアップにつながるようなスキルを身に付けていけばいいのかわからない人も多いと思います。
「今どんなプログラム言語を学ぶべきか?」
を考えていくと、「Java言語」は学んでおきたいプログラミング言語です。
しかし、学ぶことが大変なのもJava言語の特徴。
Java言語を学ぶ環境はたくさんありますが、「実務で活躍できる」ようになるにはどうしたらいいのでしょうか・・・
Java言語を学ぶとできるようになる開発の種類とは?
Javaを学ぶキッカケになることが多いのが「Androidアプリ開発」ではないでしょうか。
年々、Androidアプリ開発が盛んになってきていて、アプリ開発の技術者が不足してきていることもあり、将来のIT転職スキルとしてJavaとAndroidアプリ開発を学ぶ人も多いのではないかと思います。
「課金型アプリやアプリ内広告で収益を得たい」と言った動機だったり、フリーランスで「Androidアプリ開発を受注したい」という希望があったり「社内でAndroidアプリ開発に携わりたい」といった人も数多くいます。
現在、Androidアプリ開発を行う際には「Android Studio」という開発環境を使うことがメインになりつつあります。
Android StudioはGoogle社が開発したIDE(統合開発環境)で、2013年に発表されました。
アプリ開発にはJava言語を使用するのですが、Androidは独特の開発仕様を持っていますので、Androidの開発を行うためには、これらの「Android固有の仕様」について学んでいく必要があります。
学習コストを計算しても、市場にはAndroidアプリ開発案件が数多く存在するため、Androidアプリ開発エンジニアでIT転職を行うことを目指してみるのも良いかと思います。
次にJava言語での「Webアプリケーション開発」について見ていきたいと思います。
JavaにはJSP(Java Server Pages)やサーブレットと呼ばれるWEBアプリケーション開発技術があり、現在でも数多くのWEBサイトやWEBアプリケーションで使用されています。
HTML内にJavaコードを記述し、リクエストがあった際にWebサーバでJavaコードを実行してレスポンスを返すという仕組みになっています。
業務基幹システムに利用されることも多いJavaのサーバー技術ですが、覚えることが数多くあるため、他のサーバーサイドスクリプト言語などに比べると学習の難易度が上がっているという側面もあります。
しかし、Javaは実務で利用される機会も多いため、IT転職を考えている人は学んでおきたい言語の1つなんですね♪
そして、他のサーバーサイドスクリプト言語と大きく異なるポイントとして、「処理速度」があります。
Javaは他のサーバーサイドスクリプト言語に比べて高速に動作するという特徴があるため、常に大量のデータを処理する必要がある場合は「Java」が選択されることが多いようです。
最後に、「デスクトップアプリケーション」を開発できるのもJava言語なのですが、「Swing」というGUIツールの使い方を学ぶ必要があります。
Java言語の仕様について学んだ後は、サーバーやAndroidアプリ開発を学ぶ前に、開発手法の習得がしやすいデスクトップアプリケーションの開発を学ぶのも良いと思います。
JavaのSwingアプリをWindowsで開発し、MAC OSやLinuxなどでも開発したアプリを起動させることができるため、OSに合わせてプログラムを書き直す作業が大幅に削減されます。
マルチプラットフォームに対応したデスクトップアプリケーションを開発したい場合には、Java言語を使用することも検討してみてはいかがでしょうか。